macaron books presents 北とぴあ演劇祭2010参加作品

TOPimaget

2009年、小劇場を中心に作・演出を行っている佐古田に、
フリーで音響をしている滝口、同じくフリーで制作をしている岡村が、
突如「佐古田文学をやらないかと」持ちかけたことによって誕生した企画集団。

北とぴあ演劇祭2010参加作品である、本作“少女病”が旗揚げ公演となる。
普段は『萌える劇作家』を自称し、数々の2.5次元世界を描いてきた佐古田が、
田山花袋の異色作を、全く新しい切り口で現代に蘇らせます。

脚本/演出プロフィール

佐古田康之(Yasuyuki Sakota)
1984年3月19日生まれ。三重県出身。
日本大学芸術学部演劇学科劇作コース卒。
在学中に複数劇団に客演、台本の提供などと活動するが、
より自分らしい創作をするため、突如『萌える劇作家』を名乗り、
萌える演劇創作集団モエプロを旗揚げした。

作風はお約束満載の王道青春ラブコメを得意とし、
それをどこまでも真面目に演劇として上演することから、
オタクの方もそうでない方からも驚かれている。

2009年度には、モエプロ主宰として12ヶ月連続公演という荒行を敢行。
近年は自身の公演だけでなく、ドラマCDの作成、
外部企画への参加など、その活躍の幅を広げている。

原作者プロフィール

田山花袋(Katai Tayama)
1872年1月22日(明治4年12月13日)~1930年(昭和5年)5月13日)は、
日本の小説家。本名、録弥(ろくや)。群馬県(当時は栃木県)生まれ。

尾崎紅葉のもとで修行したが、後に国木田独歩、柳田国男らと交わる。
“少女病”“蒲団”“田舎教師”などの自然主義派の作品を発表し、
その代表的な作家の一人。紀行文にも優れたものがある。

TOPimaget